免疫力アップにおすすめの食材は
免疫力とは
免疫力低下の原因は
免疫力を高めるためには
免疫力アップを薬膳的に考えると?
長芋の効能について
長芋の超簡単レシピ
薬膳フードデザイナーのNorikoです。
いつもお読みくださり応援くださりありがとうございます。
身体のことで今一番気になるのは
免疫力ではないでしょうか。
薬膳の立場では
毎日いただくお食事で、身体の内側から
免疫力を高めウィルスに負けない体質へと改善していこうと考えます。
免疫力アップにおすすめの食材は
長芋(山芋、大和芋、自然薯)です。
長芋(山芋、大和芋、自然薯)には
消化の働きをよくし、
気や血を補い肺を潤し
腱や筋膜、骨を強化する効能があります。
免疫力とは
身体の外側からの細菌やウィルスなどから、
また身体の内側のがん細胞などから
身体を守る自己防衛システムのことです。
免疫力低下の原因は
1) ストレス(自律神経のバランスが崩れて免疫力低下を招きやすい)
2) 食生活の偏り
3) 睡眠不足、疲労
4) 運動不足
5) 高齢者、乳幼児、妊婦
などが挙げられます。
免疫力を高めるためには
1) 腸内環境を整える
免疫細胞の約60%から70%が腸内にあるといわれており
これを活性化できるかどうかが身体の免疫力に大きく影響します。
2) 体温を上げる
体温が一度下がると免疫力が30%低下すると言われています。
3) 適度な運動
血の巡りがよくなることで免疫力がアップします。
4) バランスの良い食生活
十分な栄養が身体の免疫力を高めます。
免疫力アップを薬膳的に考えると?
身体にある「気」は、
身体の外から侵入してくるウィルスなどから
身体を守るバリアの働きをしています。
また内臓を動かしたり身体を温めたりする働きもします。
この「気」が身体に足りなくなると、これらの働きが弱まり、
つまり免疫力が下がるので、気を補うことが大事になってきます。
長芋の効能について
長芋には気を補う力があります。
また消化の働きをよくし、気や栄養の吸収を高め、
疲労回復に効果があります。
さらに身体を守るバリアや、喉や鼻とかかわりの深い肺を潤し、栄養し強化してくれます。
また腱や筋膜、骨を強化する効能もあります。
長芋には免疫機能を強化し、抗糖尿病作用のある「ムチン」という成分や、
抗動脈硬化作用、脳機能維持改善する「コリン」という成分が
含まれていることが分かっています。
長芋の超簡単レシピ
長芋は生のまま擦っていただくのが一般的かもしれませんが、
擦るのが面倒ならば
そのまま角切りにしてかつお節と醤油でいただくのも
簡単なおつまみになります。
火を通して召し上がっていただく方が消化に良いので、
焼くか蒸すか煮るかしていただきたく、
今回は超簡単な長芋の焼きレシピを2品ご紹介します。
<焼き長芋のおかか梅>
長芋 適宜
梅干し 1個
かつお節 適宜
醤油またはめんつゆ 適宜
ゴマ油 適宜
長芋を皮ごと輪切りにして、ゴマ油をひいたフライパンで両面焼き目がつくくらいに焼く。梅干しは種を取り包丁でたたいてペースト状にして醤油で伸ばす。焼いた長芋にかつお節と梅ペーストをのせる。
<焼き長芋の粉チーズ和え>
長芋 適宜
粉チーズ 適宜
塩 少々
オリーブオイル 適宜
オリーブオイルをひいたフライパンで、皮ごと適当な大きさに切った長芋を炒め、塩をして焼き色がついたら取り出し、粉チーズを和える。
今回も最後までお読みくださり
ありがとうございました。