物忘れにおすすめの食材は
くるみの効能について
物忘れの原因を薬膳的に考えると
くるみの簡単レシピ
薬膳フードデザイナーのNorikoです。
いつもお読みくださり応援くださりありがとうございます。
あ~!忘れた~!
よくありますね。
みなさん、
歳だから、と諦めていませんか?
薬膳の立場では
身体の内側から毎日いただくお食事で
物忘れも^^
改善していこうと考えます。
物忘れにおすすめの食材は
くるみです。
物忘れにおすすめの食材は他にも
あじ、いわし、うに、ウズラの卵などありますが
くるみはそのままつまめば手軽に
そして簡単に取り入れられますね。
くるみの効能について
くるみは素焼きや生のものなど売っていますが
両方ともそのまま食べられます。
カロリーが高いので食べすぎには注意が必要です。
5粒程度で十分だと思います。
くるみは
健忘症のほかにも
腰痛や足腰の衰え、肌荒れや頻尿、慢性の咳や喘息
結石や便秘にもよいとされています。
くるみの形は
なんとなく脳の形に似ていると思いませんか?
物忘れの原因を薬膳的に考えると
中医学では、身体の基本構成要素である気血や、身体を動かす栄養である「水穀の精」を作ったり、運んだり、貯蔵したりする働きをする身体の部分を「五臓」として、それを「肝・心・脾・肺・腎」と分類します。
このうち「腎」は身体の成長・発育・生殖を管理し、生命エネルギーを貯蔵する働きを持ちます。
脳はこの「腎」から栄養をもらいます。ですので、腎の蓄えている生命エネルギーが衰え、栄養が足りなくなると、記憶力減退をはじめ、健忘、思考力の低下、めまいや耳鳴りなどを招きます。逆に言えば腎から脳へ届く栄養がたっぷりあれば、脳も健やかに働きます。つまり歳を重ねるから記憶力が減退するのではなく、歳を重ねて腎の生命エネルギーが弱り、栄養が届かないために記憶力減退などの症状が起こるというわけです。
身体の生命エネルギーは口から入る食物で補うことができます。コツコツ諦めずに、腎を補えば脳の働きの活性化に繋がります。
脳を活性化する食材(くるみ、あじ、いわし、うに、ウズラの卵など)と同時に腎を補う食材(山芋類、ブロッコリー、黒豆など)もおすすめです。
くるみの簡単レシピ
そのまま、またはお菓子やお料理に入れても美味しくいただけます。朝食でヨーグルトに入れるなど、摂取を習慣にするのもいいですね。くるみのお料理レシピをご紹介します。
<くるみ入りポテトサラダ>
じゃがいも 1個
きゅうり 1/4本くらい
新玉ねぎ 1㎝くらい
マヨネーズ 小さじ1
塩 少々
素焼きくるみ 10g
玉ねぎは薄切りにして水にさらし、水気を絞り適当な大きさに切る。きゅうりは薄切りにして塩をしてしばらくおいてから水気を絞る。くるみは粗みじんにする。じゃがいもを茹でて潰し、材料を全て調味料と一緒に和える。
<くるみだれ~ズッキーニにかけて>
くるみ 15g
醤油 大さじ1
砂糖 大さじ1
酢 小さじ1
ズッキーニ 適宜
くるみだれの材料は全部混ぜる。ズッキーニは輪切りにしてオリーブオイルで両面を焼き、くるみだれをかけていただく。
くるみだれはズッキーニでなくても野菜や魚など、いろいろなものの味付けに使えます。
今回も最後までお読みくださり
ありがとうございました。